前回は、紡績工場から届いた糸を、糊付け加工するところまでご紹介しました。
さて、いよいよ糸を織り上げていきます。 サイジング工場から場所を移動し、松藤テリーさんの工場へ。 上部にセットされているのが、サイジング工場で糊付けされた糸。 この「織機(しょっき)」という大きな機械で タオルを反物状に織り上げていきます。 松藤テリーさんの工場は、24時間フル稼働。 もちろん、機械だけで作業できるわけではなく 職人さんが、不具合はないか常に目を光らせています。 室内はタオルにとってベストな湿度を保っているため、蒸し暑い。 ちょっと機械に近寄ってみます。 この鉄の部分に糸が通っていて、タオルを織り上げていくという仕組み。 写真に撮れないほどの高速。 カシャカシャという大きな音が、工場内に響きわたります。 タオルのさわり心地を左右する、パイルができ上がっていきます。 パイルとは、タオル生地の輪っかになっている部分。 輪っかが長ければ長いほど、輪の中に空気が入り、ふんわりした感触に。 パイルの長さをどう設計するか。 それによって、使い心地はずいぶん変わってくるのです。 さて、反物状に織り上がったタオル生地。 次に行うのは、両端をミシンで縫う作業です。 「オーバーミシン」というこの作業を通して タオル生地をしっかりと補強していきます。 さあ、この工場での工程はこれで終了。 一見、このまま使用できそうに思われますが この状態では、まだ糊がしっかりとついています。 反物状に織り上げられたタオルは梱包され 次の工程を行う工場へと、また運ばれていくのです。 タオルづくりは、いよいよクライマックス。 場所を「染工場」に移し、後晒しの工程に入っていきます。 後晒しは、泉州タオルの代名詞ともいうべき大事な工程。 糸につけられた糊をどのように落としていくのか そして、工場で使用された水はどのように処理されるのか 詳しくご紹介したいと思います。 次回をお楽しみに! (その3につづく。。。) スタッフ:yukie 「スローバス」 http://www.mimoi.com/user_data/slowbath.php MIMOI http://www.mimoi.com/
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| 2013-10-16 23:01
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