2009/2/15(日)。
「LAUDEMIO」(ラウデミオ)。 オリーブの葉がモチーフに使われたロゴ。 見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。 ラウデミオはイタリア・トスカーナ地方で、国際基準よりも更に厳しい独自の品質基準をパスしたオイルだけに許される呼称。 いわば、勲章のようなもの。 「ラウデミオ」マークが付いていれば「美味しいオイルなのね」と1つの判断材料にしても良いぐらい。 ただ、「ラウデミオ」という名前が先行している日本では、 それがあくまでも協会の名前であって、各生産者によって、味に違いがある事は、 知らない人が多いのではないだろうか。 MIMOIで扱っているのは、TENUTA BOSSI。 ボッシさんがつくるオリーブオイル。 ボッシさんのエキストラバージンオリーブオイル(500ml)は、1本のオリーブの木からわずか2本しか取れない貴重なもの。 もちろん貴重だからMIMOIで扱った、というのも1つの理由だが、 大切なのはやはりその味。 もう何年前だろう。 3年以上たっていると思うが、その時に飲んだボッシさんのオイルが忘れられなかった。 「青みがあって辛い」 その味を一言で言うなら、こう伝えるしかないが、 改めて今年手に入れ、まずはハード系のパンと食す。 一口かじると、鼻にぬける青み。 オリーブをそのまま口に入れた瞬間の数十倍、オリーブの香りが脳に広がる。 行き着けの新宿のパン屋にて選んだバケット。 新宿駅から徒歩0分だが、ここのハード系のパンは旨い。 素朴だが噛みしめるほどに、その旨さが、じゅわじゅわ出てくるパン。 久しぶりのラウデミオ。 まずはここのパンで食そうと思ったから、ある意味わざわざ買いに行ったかも。 予想通り。 フランスパンのクラムにしみこんだオイルが、小麦の味にからまって、少しぶよぶよしてきたクラストの触感が舌に心地良く、 喉に入れる前に赤ワインで流し込んだ。 本当に旨い。 透き通る美しいライムグリーンのオイル。 炒め物やソテーに、がんがん使うタイプのオイルとは一線を画す。 「料理をしない、酒飲みのためのオイル」 とメールマガジンにて、ずいぶん乱暴に、限定した紹介の仕方をしたが、本当にそうなのだ。 このご時勢。 今自分が楽しめるモノ、必要とするモノにしか投資しない人が増えている。 だからこそ、わざと限定した物言いをした。 このご時勢。 特に1番大切な【食】。 その大切なモノに投資して、がっかりするお客様を出してはいけない。 家族みんなで楽しく食事を楽しむ、 何でもいいから、安くてお腹が一杯になればいい、 正直、そういう方にはおすすめできない。 酒の肴にお金を投資するタイプの方、 「その量でその値段???」と腰が抜けるようなチーズを買う方、 「この週末は10,000円ぐらいの予算でワインを楽しもう」という方、 そういう人に向いたオイルだ。 この手の人達ならば、投資して良かった、と思っていただけそうな気がする。 「ラウデミオオリーブオイルTENUTA BOSSI2008」。 パンにつけてかじる、 温野菜にそのままかけてつまむ、 このオイルをなめながら、パテを舐める、 その側には「お茶」。 じゃ、おかしい。 その側には「酒」だろう。 「素材の味を引き出すオイル」と書くと、 何だか語力のないライターの文章のようだが、 シンプルにいえばそう。 昨年虫の被害により1年手に入らなかったボッシさんのオイル。 ある意味幻。 透き通るライムグリーンカラーのオイルを食卓へ。 肌にぬっても、髪にぬっても問題なしとのこと。 あぁ、そうだ。 もう1つ。 少しぐらい高くても、ナチュラルなものを食卓へ。 そういう自然派志向やオーガニック志向な方にも向いている。 そう思う所以は、また近々ブログでご紹介します。 最後に。 お届け時にしっかりした厚手の紙箱に入っているが、それは捨てないでほしい。 ボッシさんのオイルは、この紙箱に入れて保存してほしいから。 (お買い求め頂いた方には、告知させて頂きますから、ご安心ください。) ラウデミオオリーブオイル(TENUTA BOSSI 2008) http://www.mimoi.com/product/1074 MIMOI http://www.mimoi.com/
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| 2009-02-15 23:16
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